マンゴースイーツ専門店「おきぽたショップ」誕生物語

マンゴースイーツ専門店「おきぽたショップ」代表、藤田梨恵(ふじた りえ)です。

私は福岡で生まれ育ちました。あるきっかけで沖縄に移住することになり、広告関連のお仕事で沖縄の特産品を取り扱う中で、生産者さんが手塩にかけて育てた本当においしいマンゴーに出会い、マンゴーの大ファンになりました。

今日は、私自身の紹介も兼ねて、沖縄に住み始めたきっかけからこのお店をオープンさせるまでのことをお伝えしたいと思います。

沖縄との縁をつないでくれたエイサー

私と沖縄をつないでくれたのは、沖縄の夏の風物詩となっている伝統芸能・エイサーでした。

大学1年生のとき、沖縄出身の同級生に誘われて直感的に入ったエイサーサークル。夏の合宿が沖縄で行われ、エイサーの本場・沖縄市でも指折りの団体である園田青年会の指導を受けました。3年生のときには一緒に沖縄全島エイサーまつりにも参加させていただいて、すっかりエイサーの虜に。

大学卒業後、内定をいただいていた福岡の会社への就職をとりやめ、沖縄に移住することにしたのです。なじみのあった沖縄市にアパートを借り、沖縄での生活が始まりました。

沖縄の特産品販売事業でマンゴーに出会う

場所を選ばず仕事ができる広告関連事業に興味があったので、名護市にあるアフィリエイト広告やマーケティングを行っている企業に就職しました。

業務は東京のものがほとんど。「せっかく沖縄にいるのだから沖縄のものをPRしたい」と思い、2005年頃に沖縄の特産品をインターネット販売する企画を提出しました。それが認められ、『おきぽた(沖縄ポータルサイト)ショップ』を立ち上げることに。はじめはたんかん(沖縄のみかん)やパイナップルを扱いましたが、なかなか軌道に乗らず、目玉として高級フルーツであるマンゴーを低価格で販売しようと考えました。

どこよりも価格を抑えるには直接仕入れしかありません。ありったけのつてをたどり、沖縄本島北部・今帰仁村(なきじんそん)の生産者さんと契約を結びました。マンゴーは順調に売上を伸ばし、ようやく一定の収益を出せる事業にすることができたのです。
 
そうした中で、味に変わりはないのにサイズの問題や小さな傷などで贈答用にできないマンゴーがあることを知りました。せっかくならと楽天市場の広告を使って予約注文を取ったところ、何とマンゴー1トン分、約1000件もの大量注文が入ったのです。

まだ仕入先を確保していなかった私は大慌て。生産者さんに別の方をご紹介いただき、また別の方へ紹介していただく、ということを繰り返し、必死に交渉して大切に育てたマンゴーを預けていただきました。

何とか予約分すべてを出荷することができたこの「訳ありマンゴー」は、2011年に楽天の週間MVP賞、2013年には楽天市場九州エリアの地域特産品賞を獲得するほどの好評をいただくまでになったのです。

廃棄ゼロを目指し、独立・起業へ

その頃、台風が数日間沖縄本島で停滞。沖縄にお住まいの方は覚えておられると思いますが、停電が数日間続いた地域もあり、農作物にも甚大な被害をもたらしました。もちろんマンゴーも生産者さんたちも大打撃を受け、私たちも100kgほどのマンゴーを出荷できない事態に。泣く泣く廃棄するしかありませんでした。そのとき感じた辛さ、悔しさは、今でも忘れることができません。

台風などで出荷できず廃棄されるマンゴーをなくしたい。また、生産者さんが丹精込めて育てた本当においしいマンゴーを、豊作・不作にかかわらず、また短い旬以外にも楽しんでもらえるようにしたい。

そんな思いが日に日に強くなり、マンゴーを使ったスイーツの開発・製造を思い立ちました。


これまでに培った沖縄県北部のマンゴー生産者さんたちとのつながりを生かして、大好きなマンゴーの味わいを生かしたスイーツ専門店を作りたい。そう思ったのがこのお店のはじまりです。

2014年、会社を辞めて独立しました。名護市のわんさか大浦パーク内の工場で、従業員4名と商品開発からスタート。まずはインターネットで、それから県内の催事にも積極的に出店しました。お客さまの「おいしい!」や笑顔に励まされながら様々な催事に出店するうち、業者さん、バイヤーさんから声をかけていただけるように。県外の催事への出店も増え、全国各地のお客さまに私たちのスイーツを届けられるようになりました。
 

本当においしいマンゴーとスイーツを届けたい

私たちが取り扱っているのは、沖縄本島北部で大切に育てられたマンゴー。生産者さんのもとへうかがい、試食し、本当においしいと思ったものだけを仕入れています。それを使って私たちが作るスイーツも、マンゴーそのものの味がする、本当においしいと思えるものだけ。マンゴーが大好きな私が食べて満足できるスイーツでなければ、店頭に並べたくないのです。

同じ思いを共有できるスタッフ、パティシエと協力してスイーツの開発・製造・改良を重ね、現在では20種類以上のオリジナルマンゴースイーツを販売することができるようになりました。


いちばんのご好評をいただいている「プリン・ス・マンゴー」は、200回以上の試作を経て作ったもの。
 
発売後も常に「もっとおいしいものを」と、すべてのスイーツの材料や製法などのブラッシュアップを続けています。

生産者さんの思いが詰まったマンゴーのおいしさを、地元沖縄の方々にもっと知っていただきたい。私たちが心を込めて作ったスイーツを、もっと気軽に、いつでも食べていただきたい。そんな思いで2017年7月15日にオープンしたのが、マンゴースイーツ専門店「おきぽたショップ」です。
  
 
7月15日は、沖縄県産マンゴーの出荷最盛期が7月であることから定められた「マンゴーの日」。沖縄マンゴーの魅力をたくさんの方々に伝えられるお店になるようにとの決意も込めて、この日を選びました。

お店があるのは名護市世冨慶(なごしよふけ)の国道58号線沿い。沖縄高速自動車道の終点、許田ICから車で5分ほどの場所です。お近くへお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

催事でお会いしたことのあるあなたにも、初めましてのあなたにも、店頭でお目にかかれるのを心から楽しみに、お待ちしています。

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催事限定のスイーツもご用意しておりますので、あなたのお近くで開催させていただく時にぜひお立ち寄りください。

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沖縄マンゴーとは?

糖度18に達する甘さと味の濃さが特徴の沖縄マンゴー。
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