沖縄の新品種マンゴー「夏小紅」

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●「夏小紅」ってどんなマンゴー?

●夏小紅はアメリカ生まれの沖縄育ち

●沖縄のマンゴーの次世代品種になるか!?

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●「夏小紅」ってどんなマンゴー?

沖縄県産の新たな品種である「夏小紅(なつこべに)」は、アメリカの「リンペス」という品種のマンゴーを沖縄県が育成し、2021年ごろに発表しました。(夏小紅は商標名)
 

夏小紅2-W800.jpg

樹になっている時は緑色で収穫後、追熟の過程で皮が黄~薄紅色になります。
完全に皮の色が変化するまでには、3日〜5日ほどです。
糖度は20度近くあり極めて甘いのですが、果汁も豊富な為、甘過ぎてもたれる感じはほとんどなく、食べやすい味わいです。

 

●夏小紅はアメリカ生まれの沖縄育ち

アメリカのカリフォルニア州は、沖縄県とは比にならないほどの数多くの品種が生息する世界的なマンゴー産地で有名です。

アメリカから沖縄に導入された品種として有名なのがキーツマンゴーですね。

「Keitt」という品種のマンゴーで、沖縄ではキーツマンゴーとして生産が広がっています。

一方で、夏小紅はリペンスという品種名で、同じくアメリカ原産の品種です。

「アーウィン」(アップルマンゴー)の母種とも言われている「ヘイデン」という品種の交配から生まれたアメリカの品種のようです。つまり、「リンペス」と「アーウィン」は、同じ母種である、兄弟品種ということになります。

参考:マンゴーは世界に600種類以上!

 

●沖縄マンゴーの次なる品種になるか⁉︎

夏子紅が沖縄のマンゴー栽培に導入された理由は、その収穫時期にあります。

沖縄では、ほとんどの農家がアーウィン(アップルマンゴー)を基盤に生産しています。
マンゴーの収穫は、ひとたびピークを迎えるとたったの1週間のうちに、畑の8割がなくなってしまうほど過密スケジュールです。
それを踏まえて、農家の生産収入を増やすには、別品種でかつアーウィンの収穫タイミングと重ならないことが大前提です。

一般的に、現在の収穫時期として、7月~8月初旬までにアーウィン種、8月下旬~9月にキーツマンゴーと、アーウィン種とキーツ種の間がだいたい2~3週間ほどあいています。
そのあいている時期に、好都合に収穫できるのが「夏小紅」ということです。

もちろん、毎年の気候状況によってずれ込むことはあります。
広く普及するのは、一定の生産量と流通量が必要です。夏小紅は、赤々と輝くアーウィンとは違って、完熟すると黄色になります。
変わり種のマンゴーとしていつかメディアに登場するようになるとブレイクするかもしれませんね。

 

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沖縄マンゴーとは?

糖度18に達する甘さと味の濃さが特徴の沖縄マンゴー。
品質重視で生産されている農家さんと契約を結び、最高のタイミングで1年分のマンゴーを冷凍し通年供給できるようにしています。

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